Web2.0はWebのモダニズム運動だ
いわゆるモダニズム僕が多少わかるのはジャズと建築なんですが、特にジャズとよく似ている気がするんですよ。レコード会社と演奏家の関係を、今の(大きめ)IT系会社とgeekの関係に比較して考えてみると、
- 離れた場所で受けられるサービス(片方はレコード、片方はInternet)
- 現場で次々生み出される曲・サービスとスポーツのごとき腕比べ
- 雇用側による概念のソフト化(売るための利用)
- 基盤となる技術(記号化)の存在により分析欲増加
…とまあ、いろいろそれっぽいのが思いつきます。まあ、アナロジーなんでつっつけば色々出てきますが。
一番似てると思うのはここ。
自らを「新しい」と称するその行為がそれ自身を前進させる一番のエネルギーとなっている
流行ってる原因は理論・概念の上手な分析と記号化、そして現場の人間を触発する呼称にある、と。技術がどうとかユーザ参加とか言ってますが、うん、多分関係ないと思います。
ある意味病的ともいえるでしょうその行為は、それまでの資産を無理矢理過去に押し込めてしまうという負の面も持ち合わせてるってわけで。気をつけよう。これはたぶん語られてるでしょう。
関係ないけど、2.0ってうまいですよね。モダンだと時が経って「これぞモダン」と思ってもモダンが使えず呼称に悩んでしまいそうですが、数字ならバージョン上げればいいですもんね。
とまあ、つまんないながらも、折角アナロジーを使ってみたんだから、そのアナロジー利用して、将来も。ポスト2.0の到来。例えば極端なマッシュアップが登場。サービス1000個だぜ!!すげぇ!!
まあ、たぶんWeb2.0=便利なインタフェースでってまとめで終わると思います。エンドユーザにはね。わかりやすいジャズが残ったように。バークリガチガチとかRESTとか言われても、ね。