MOT(東京都現代美術館)へ行ってきました
夏休みはサックス練習や翻訳でのんびり過ごそうとしてたのですが、これが意外と疲れるので、一日完全オフということで、朝からMOTへ行くことに。名和晃平のシンセシス目当て。
東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO
折角なのでセット券を買って、まずフレデリック・パック展をさらっと流すつもりで見たのですが、これが意外と時間泥棒で。
フレデリック・バック展/L'Homme qui Plantait des Arbres
この人、シーンに応じて写実的なものからかわいいのまで色んなタイプの絵を描き分けられるので、大量の展示物があるにもかかわらず飽きませんでした。アニメーションも数多く流れているので、木を植えた男絡みで来た人もかなり楽しめると思います。
最後にみんなで作る紙コップトーテムポールが。
ということで、自分のも置いて来ました。
その後、たまたま人形劇俳優 平常による木を植えた男の朗読劇があるということで、せっかくだからと行ってみたらなんと事前申し込み制。残念と思ったのですが特別に入れて頂けました。
朗読劇の前に人形劇があったのですが、人形の体幹から出てる軸と2本の腕に繋がる棒だけで、とても豊かな動きを見せてました。朗読劇では木を植えた男を椅子に座って鑑賞することができ、これまたよかったです。
会場には解説文が掲示されていないため、一週目は何も知らない状態で回り、一週目の終わりで解説パンフをもらってもう一週という珍しい試みをしてました。一週目で色々想像しながら見られます。展示も部屋ごとに雰囲気が変わりぴりぴりした感じがあります。
作品は見ようとするとノイズが入って思うように見られないもどかしさが、ぐっと。しかも綺麗という。ところであのでかいロボット、中を知っているような気がするのだけど思い出せない。
最後に常設展。
http://www.mot-art-museum.jp/collection/index.html
「サイレント・ナレーター それぞれのものがたり」と「特集展示 石田尚志」の2つをやってました。
石田尚志のが素晴らしくて、既存の空間にペイントで別の空間を立ち上げる感じが刺激的。3面投影してるところでゆっくりと。
その後、敷地内をうろうろしたり。気がつけば夕方5時、一日いたことに。充実したいいオフでした。カフェやレストランもありますし、休みの一日を過ごす場所としておすすめです。近くで深川めしをたべるというのもありかもしれませんね。
暑い今行くなら、東京駅からバスに乗っていくのがあまり歩かずに済むのでおすすめ。バスの本数が少ないので、以下ページから見られる交通案内を事前に確認しておくのがいいでしょう。