「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」へ行ってきました

川村記念美術館『マーク・ロスコ 瞑想する絵画』 - 日毎に敵と懶惰に戦う
を見て、気になって仕方がなかった川村記念美術館の「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」へ行ってきました。

http://kawamura-museum.dic.co.jp/exhibition/index.html

川村記念美術館には一度行ったことがあるのですが、記憶があるのは庭と白鳥くらいで(恐ろしいほどに覚えてないのですよ。なんででしょう)、常設展示品からばっちり楽しめました。屏風も尾形光琳ものがあったりしてうっとり。バーネット・ニューマンのアンナの光もそのための部屋が用意されており、柔らかな自然光の下ゆっくりじっくり堪能することができます。常設展示品についてはこちら。

主なコレクション | DIC川村記念美術館

で、マーク・ロスコ展。川村記念美術館の改修で生まれた広い展示室の四方に、シーグラム壁画15点が飾られています。濃縮された空間。なんじゃこれ、塗り絵?とか初見は思うかもしれません。が、フォーカスが合っていくにつれ、様々な色や形が見えてきて、それが段々と幅と深みを増してきます。おー!!そしてフォーカスを動かすと、新しい色と形。おおー!!そうやって一周し、また同じ所を見ると、また違うものが見えて、おおおおおお!!!てな感じで、なかなか抜け出せません。囲まれているというのは罠ですね。
本当にステキな時間を過ごすことができました。画集も買いましたよ!!


ということで、おすすめです。横浜から公共交通機関利用だとこみこみ3時間弱?とちいと遠いんですが、余裕で元がとれます。ちなみに、3/8までに行くと上記ページから入手できるクーポンを使って1100円で入場できます。どうせ行くならお早めに!!今なら菜の花も綺麗ですよ。


最後に、この展覧会の存在を教えてくれたid:zaikabouさんに感謝します。