最近読んだ本

図書館という文化を覚えてガンガンに愛用しまくりの最近です。読書量が増えました。せっかくなので最近読んだ本をメモ。

以下3冊は奈良旅行に備えて借りたものです。すべて役立ちました。

建築物の基本をおさえたいならこちら。

よくわかる古建築の見方 JTBキャンブックス

よくわかる古建築の見方 JTBキャンブックス

宗教の知識も含めてライトで大雑把におさえたいならこちら。

神社とお寺の基本がわかる本―基本のキを教えます (宝島社新書)

神社とお寺の基本がわかる本―基本のキを教えます (宝島社新書)

旅ガイド的なものもほしいならこちら。

宮大工と歩く千年の古寺―ここだけは見ておきたい古建築の美と技

宮大工と歩く千年の古寺―ここだけは見ておきたい古建築の美と技

こんなのも見つけたので借りました。私、過去に天理教の本部へ行ったことがあります。小学生のときに書道を習っていた会場が天理教の教会で、そこのすすめで夏休みに宿泊込みで「こどもおぢばがえり」宗教イベントに参加したのです。なんか楽器を演奏したり、雑巾がけしたり、土を運んだり。これ読んで、やってたことが何だったのかようやく理解できました。もう一度行ってみたいところですね。そのほか金光教であるとか、そんなに遠い存在でないものを建築とともに身近に感じることができ、楽しく読めました。新興宗教の巨大建築物への気持ち悪いという感情にも待ったをかけられるようになったことも大きいです。つか、奈良にいって実感したのですが、建築物の利用方法は仏教も同じ。

新宗教と巨大建築 (講談社現代新書)

新宗教と巨大建築 (講談社現代新書)

ジャズの鉱脈には音源が山ほどあって困るので、なにかガイドが欲しいと思って借りました。これ読んで聴いてみたいとはあまり思いませんでした。体育会系の擬音で構成されている文章を読んでいる感じ。

ジャズの名盤入門 (講談社現代新書)

ジャズの名盤入門 (講談社現代新書)

このあたりの話が好きなので。後半まで平均律批判が頻出しており純正律原理主義かよー、とちょっと嫌な気分だったのですが、最後に音律の使い分けや、果ては自分の音律を作るって話があって、この人はわかってて敢えてああ書いてるんだな、と。
平均律だけでもない、純正律だけでもない、世界には星の数ほどの音律が存在して、それぞれに活躍の場所があるわけですから。みなさん、つまらないことで喧嘩はやめましょう。