大阪旅行 サントリーミュージアム天保山編

2009-04-01 - らばだく::天日干しの続き。

中之島の後「インシデンタル・アフェアーズ」を見にサントリーミュージアム天保山へ。

サントリーミュージアム[天保山] サントリー

土曜なのに海遊館含め意外と人が少なく、水都としての先行きがちょっぴり心配になりました。


あら、階段に規則正しく雀たちが。


サントリーミュージアム天保山安藤忠雄設計。

色々と素敵な作品があるわけなのですが、特に宮島達男氏の「メガ・デス」。多数のデジタルカウンタが独立したテンポでカウントダウンを繰り返す様は、ライフゲームのようでもあります。それをぽけーっと眺めていると、とあるタイミングで一斉に消灯、真っ暗に。これが容赦ない暗闇でびっくりしました。暗闇に目が慣れてきたころ、1つ2つとカウントダウンが始まり、それが広がって、ようやく歩けるように。メガ・デスのタイミングで鑑賞者(の気配や動き)も殺してしまうあたり、やるなぁ、と。それにしてもこんな暗闇、直島の南寺以来だわ・・・

作品には楽しむための解説も添えられており、現代アートを楽しむ一歩としてもかなり良かったと思います。

作品をゆっくり楽しんだあと、建物を散策。


ガラスに映っているように、背中側には港。


内部。

こうやって文化事業へのサポートを続けてくれるサントリーには、ほんとうに感謝してます。飲み物で迷ったらサントリーを選ぶよ!!
参考:カラヤンが驚いた佐治敬三の「ほな、そうしましょ」 サントリー躍進を支える文化事業という根幹(1/4) | JBpress(日本ビジネスプレス)



この後梅田で友人と久しぶりの再会。何の前置きもなく以前のように会話が始まってしまい、ああ友人っていいなぁと実感。とはいえ、話の半分は不景気話で、いかにも社会人な感じであったのですが。

次の日は加古川の友人宅を訪問。何も知らずに向かったのだけど、明石大橋よりさらに西なので驚き。実家にも帰れそうな勢い。
その後再度大阪へ戻り、新世界へ。閉鎖されているフェスティバルゲートを覗き見、通天閣エレベータの行列を眺め、そのへんの串カツ店で串カツとビール。おいしい。多人数でも気軽に利用できる串カツ店があるのはうらやましい。関東でも探してみることにしよう。


これまで大阪は印象に残らない場所だったのですが、この旅でずいぶん変わりました。まだまだ行きたいところがあるので、また機会を作って。


最後に、この旅計画を立てるにあたり参考にさせていただいた(というより、大阪に行こう!!という原動力となったと書くほうが正しいですね)エントリを。
私が訪問した、建築がすてきな美術館たち(西日本編) - 日毎に敵と懶惰に戦う
「インシデンタル・アフェアーズ」 | 青い日記帳
ありがとうございます。