読了 嘘だらけのヨーロッパ製世界史
- 作者: 岸田秀
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
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歴史を動かす最大の要因は幻想であるという著者の「史的唯幻論」の視点から、バナールの「黒いアテナ」を軸に一般的な世界史を見ていこう、って話です。国家を、歴史をフロイト的に分析していく手法が気持ちよいです。「歴史は大抵偽史である」という感覚がなんとなくある僕にとって、多少強引な理屈は痛快さに変わるだけでした。
で、この本、なんで読もうと思ったんだっけ?